【バスツアー①】神奈川県立近代美術館 鎌倉館


箱根山の火山活動活発化に伴う大涌谷周辺の立ち入り規制により、箱根周辺の観光客がめっきり減ってしまった…ということで、神奈川県の交付金による助成、いわゆる「ふるさと割」を使ったバスツアーがあるよと聞いて、1泊2日の鎌倉〜箱根ツアーへ行ってきました〜。

「ふるさと割」ってなんじゃらほい? と思ってたら、地方創生交付金事業ってやつなんすね。
「ふるさと納税」といい、わかりやすくネーミングするセンスはすごいなあ。


大涌谷は、以前ドラえもん100展で行った以来だけど、湯本からちょい離れてるのに、それでもやっぱり観光客減っちゃうのか〜というのが、正直な感想。
まあ、今年はテロが多いからヨーロッパ方面の旅行どうしよう…と悩んでしまう気持ちと近いのかもですね…。



バスはいつもの新宿都庁の大型バス専用駐車場から、最初の目的地、神奈川県立近代美術館 鎌倉館へと向かいます。
バス2台がほぼ満席! 盛況です。

神奈川県立近代美術館には初めて訪れました。
鶴岡八幡宮の参道脇にある美術館。
ル・コルビュジェのお弟子さん、坂倉準三による設計で、直線的なデザインが特徴。






「鎌倉からはじまった。PART2:1966〜1984 発信する近代美術館」という、主に日本人近代洋画家の作品展が行われていました。

展示されていた作品のなかでは、野口弥太郎の「セビラの行列」が色のコントラストが強烈な印象で、好きな一枚になりました。
青と白がまぶしかったな〜。


蓮の池を望むテラス。

ゆらゆら揺れる水面が天井に映し出されて幻想的です。




出口にあった懐かしさを感じる水飲み場。


美術館は、鶴岡八幡宮の借地(?)だそうでして、期限が来たので返納しなければならないということで、2016年1月末頃に閉館する予定だそうです。

こういった機会がなかったら、美術館には行かなかったかも知れないなあと思うと、新しい発見のある旅行でした。
都内住まいだと鎌倉はそこそこ近いので、ツアーで巡るという機会がなかなかないんですよね。

さて閉館後、建物はどうなるんだろう? と調べてみたら、耐震補強をして存続することが決定していました。


あの睡蓮を望むテラスが魅力的だったので、同じ場所で存続できればいいのになあと願います。



ツアー行程は、美術館に入るところまでが団体行動で、その後、約3時間の自由時間がありました。
ということで、小町通りへ繰り出してお店をひやかしつつ、ランチをとることに。

ガレットカフェの「takeya」さんでランチ。

ハムとチーズと玉子のガレット
写真見ただけでまた食べたくなった。じゅるり。

デザートとドリンク付きのセットにしました♪





その後、鳩サブレの豊島屋で、本店限定のお菓子をおみやげに買ったりして、ぶらぶらと鶴岡八幡宮へ戻り、藤沢の農産物直売所へ立ち寄って、ホテル入りしました。

…ということで、ホテル編へつづく!